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急性脳症と遺伝① [急性脳症]

チョット話が遡りますが、リンリンが急性脳症になり、県内大学医学部付属病院に入院していた時、なぜ脳症になったのか尋ねたことがありました。


その時の主治医の返答は、

「良く解っていないのが現状です。
 キッカケは突発性発疹で間違いないのですが・・・。
 
 ヒトヘルプスウィルス感染による突発性発疹は、殆どの子供が乳幼児期に罹ります。
 その中のほんの一握りの子供が、急性脳症を発症しているのですが、なぜその一握りなのかは解っていません。」

というものでした。 


※脳症には色々な種類があるようですが、リンリンは突発性発疹 →痙攣重責型(2相性)急性脳症 を発症しています。
 何かしらの感染症から急性脳症を発症するようですが、痙攣重責型(2相性)急性脳症は、突発性発疹を契機に発症するパターンが多いようです。
 また、痙攣重責型(2相性)急性脳症の予後は、そのほとんどに軽~重程度の後遺症を残すようです。


結局のところ、発症経緯や治療法などはある程度解ってきているようですが、肝心な予防法は解っておらず、早期発見/早期治療に頼らざるを得ないのが現状のようです。
※現時点で、発症直後の発見は医学的に難しいようです。
 

しかし、研究は進められているようで、現在のリハビリ病院の主治医からこんな申し出がありました。

「リンリンちゃんの急性脳症に関わる遺伝子調査をしたい。
 遺伝的になり易い体質があるのか?
 急性脳症の発症予防、または早期発見のために調査の協力をしてもらえないか!!」

願ってもない申し出だった。
リンリンの情報で、少しでも脳症の解明や予防に役立てられたら! 
と思い、ボク達は「お願いします!」と即答した。
※調査/研究は、東京大学大学院医学系研究科で実施



その調査結果を先日聞くことができました。
※調査結果は随分前から届いていたようでしたが・・・、聞くの忘れてました(^^;)


「リンリンちゃんは、急性脳症を発症する子の多くが持っている遺伝子パターンとは、違うものでした。」
こんな調査結果でした。

発症し易い遺伝子パターンがあるようです。
しかし、そうでない遺伝子パターンでも発症するようです。
※難しい説明でしたので、かなり要約してます(/_;)

つまり、傾向は掴めてきているが、特定には至っていない。
これが現状のようです。





でもこんな研究がキチンと進められているんだなぁ!
研究が進んで、脳症が風邪みたいにすぐ治る!
いつか、そんな日が来ればいいなぁ!

「希望はある(^_-)-☆」
リンリンの笑顔がいつもそう言う[わーい(嬉しい顔)]




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ぶ~!
わたち ガンバってるもん!!!

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