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発症後3年 [脳症後 経過]

2017年2月。
急性脳症を発症して3年が経過しました。

この頃のリンリン(4歳2ヵ月)の状態をまとめてみました。


●身体面
・生活に必要な基本動作は問題なく出来るようになった。
・自転車はコロ付きで練習中!
※平坦な道はゆっくり進むが、坂道はマダ進めない。
・持久力(体力)がついてきた。
 体重:14.2kg
 身長:96.6cm
身体面は生活に支障のないレベルまで成長している。

●知能面
・生活面での対話に関する理解力は年齢相応に出来ている。
・色の認識は出来ている。
※色の名前も年齢相応の数が言える。
・数の認識(1~10くらいまで)が出来ている。
※数えるだけなら20までは言える。
・左右の認識はまだ曖昧。
・20ピースくらいのパズルが出来るようになった。
・神経衰弱(カード)は年齢相応に出来ている。
・発語は増えてきたが、語彙は少ない。
※発音は悪く、喃語も多い。
知能面(特に発語)だけ見ると、実年齢よりやや低いレベルか!?

●生活面
・服、クツの着脱は問題なし。
※服のボタン(ジッパーも)を留められるようになった。
・トイレトレーニングは終了!
※日中はOKだが、保育園のお昼寝ではお漏らしが多い(:_;)
・箸での食事は出来る!
※気を抜くと握り箸(/_;)
・最近はヨメのiPhoneのツムツムがお気に入り!
※静かな時は大体ツムツム中(>_<)
・自分の想いが通らない時は、座り込んで足をバタバタ(>_<)
※年齢相応のアピール!?
・プリキュアのリコちゃんが好き!
生活面では全体的に落ち着いた行動がとれる。



やはり明確に遅れているのは言語力。
発音も悪いが、使用語彙も少ない。
これは保育園の同学年の子を見ても明らかだ。
言葉を教えるという「意識」を持って、会話に臨まなければならない。


園生活は、すごく楽しそうに過ごしているようです。
迎えに行くと、オトモダチと楽しそうに遊んでいます。
園で助けていただいている先生や、オトモダチに感謝です。





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ユキあそび たのし~い!!!
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知能検査!・・・の結果 [脳症後 経過]

先日、定期診察に行ってきました。

定期診察は、主にリンリンの経過や状態、リハビリの状況などについて話をします。

今回はそれらに併せて、以前に実施した知能検査の結果を聞いてきました。


結果から言うと、指数は『92』ということでした。

主治医の先生からは、まさかの「STをやめましょうか?」発言(?_?)

えっ?マジで?
理由を尋ねると、
「数字だけ見ると、知能的には正常の範囲内で、『急性脳症の後遺症はなし!』という判断になります。」
ということでしたが、ボク達はあまりにも納得できず・・・。

現在のリンリンは発語に関することがかなり低いレベルにあり、明らかな後遺症だと感じているからです。

たしかに最近は有意語も増えてきたものの、明瞭度は低く、親のボク達でも『何を言っているのか?』良く解らないことが多々あります。
※本人は一生懸命話しているのですが、キチンとした発音にならず喃語化しているのです。

当然第三者が聞いたら「???」な感じだと思います。

リンリンも、自分がうまく話せないのが分かっているのか、あまり面識のない人には話そうとしません。
※ボク達が1番心配しているのは、リンリンが劣等感を持ち、自信を喪失して、意欲をなくしてしまわないだろうか?ということです。


そんな話をしたところ、先生も気になったのか、その場で構音検査を実施してくれました。

構音検査は、先生が言う色々な発音を混ぜた言葉(主に動物や食べ物の名前)をリンリンにも言わせ、きちんと音が作れているかを確認していきます。
「不明瞭な発音が多いですネ。やはりSTの継続が必要です。」



そんなこんなで、今まで通りSTを継続していくことになりましたが、今回の知能検査と定期診察で良く解ったことは、リンリンは『黙っていれば普通の子』という、チョットした誤解を招きやすい状況にある(:_;)ということです。

もう一つ、検査結果はあくまで3才2ヵ月時点の結果であり、将来を保証する何モノでもありません。

年齢が上がるに連れ、していく事もより多く、より複雑になります。


まっ、リンリンなりに成長していけばいいんだけど・・・、でも伸ばせるならできる限り伸ばしてやりたいよネ(^_-)-☆





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お手伝い!でも茄子は キ・ラ・イ[黒ハート]

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知能検査! [脳症後 経過]

先月、知能検査をしてきました。
目的はモチロン、現状を把握して、今後のST方針へ繋げるためです。


田中ビネー式 という検査でしたが、内容に関してはご存知の方も多いようですので、ここでは割愛させていただきます<(_ _)>



いつものリハビリ病院ですが、初顔の臨床心理士さんに呼ばれて、まずは個室へ移動。
雰囲気の違う個室に入ると、リンリンもチョット緊張した面持ち。

この緊張が足を引っ張って、検査に悪影響が出なければよいが・・・と、ボクまで緊張して検査前の説明を聞く。

※注意点はただ1つ、ヒントや答えは ダ・メ !



テーブルを挟んで向い側に臨床心理士さん、手前側に小イスに座ったリンリン、その後ろにボクとヨメが座り、いざ検査へ!!!


様々なキットを出され、指示された内容をリンリンが答えていきます。
指示内容は段々と複雑(チョットいやらしい出題も有り)になり、出来ない問題も出てきます。
選択問題(〇〇はどれ?)や空間認知問題(積木の組立など)は、割とガンバっていたのですが、直接言葉で答える問題(これは何?)になると、トーンダウン&集中切れ(*_*)

そして・・・検査終了。
リンリンにかかった検査時間は25分前後くらいだったでしょうか。
3才2ヵ月にしてはなかなかの集中力!とヨメは褒めていました。



何はともあれ、出来るところまでですが、最後まで検査を受けることができました。
検査結果は次回診察の時に、主治医を通じて聞くようになっています。
何だか、早すぎる合格発表みたい[たらーっ(汗)]



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お勉強中ョ!
※おはじきで色合わせ
(スプーンを使って)
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発症後2年 [脳症後 経過]

2016年2月。
急性脳症を発症して2年が経過しました。

この頃のリンリン(3歳2ヵ月)の状態をまとめてみました。

●身体面
・歩く時のバランスが良くなった。
・走ることが出来る(転ぶことが少なくなった)。
・立った状態からの両足ジャンプが出来るようになった。
・自転車は練習中!(あまり興味はない^^;)
・持久力がない。
※長い間歩いていると、転ぶことが多い(足が上がらなくなる)。
・全体的に筋緊張が低め。
身体面は生活に支障のないレベルまで成長/回復している。

●知能面
・理解力(指示 / 伝達)は年齢相応にできている!と思う(チョット怪しい時もある・・;)。
・色の認識は出来ている。
※色を聞くと、赤 青 黄 緑 は言葉で言える。
・数の認識(1~3くらいまで)が出来ている。
※数が多くなると曖昧になるが、1~10まで指数え出来る。
・左右の認識は出来ていない。
・簡単なパズルが出来るようになった(10ピースくらいになると難しい)。
・絵本は好きで、聞くだけでなく読んでくれる。
※リンリンなりの言葉を使って!
・発語は明らかに遅れている。
※聞き取れる言葉は増えてきたが、喃語も多い。
知能面だけ見ると、実年齢よりやや低いレベルか!?

●生活面
・服 / パンツ / ズボン の着脱が出来る(時々お手伝いが要る)。
※パンツに関しては表裏が分かるようになった。
・クツは自分で履ける、脱げる。
※形から 右のクツ / 左のクツ の認識が出来るようになった。
・iPadや3DSは自分で電源を入れ、何やら遊んでいる。
※目を離すと大変なことになっている(>_<)
・ヂナンとベイブレードで遊ぶのがブーム。
※自分でコマをセットし、回せる(驚)!
・ボタンはチャレンジこそするが、マダ出来ない。
・トイレはまだトレーニング中!
※日中はパンツでほぼOK、寝る時だけオムツ 卒業まであと一歩!
・箸はトレーニング中!
・コミュニケーションは対話とジェスチャー。
※聞き取れる言葉はかなり増えてきた。
などなど、生活面では出来ることが増えてきている。


発語は増えてきたものの、まだまだ喃語が多い。
日頃の会話から、発語を促すように気を付けたい。

保育園では、自分→お友達へのアプローチは少ないらしい。
うまく話せないのが、自分で分かってきたのか!?
※お友達からは、良く声をかけられているようです(^^♪





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笑ったら負けョ・・・・・[目]


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発症後1年6ヵ月 [脳症後 経過]

2015年7月。
急性脳症を発症して1年6ヵ月が経過しました。

この頃のリンリン(2歳5ヵ月)の状態をまとめてみました。

●身体面
・歩く時のバランスが少し良くなった。
・ボールなどのモノを投げることが出来る。
・走ることが出来る・・・が必ず転ぶ。
・立った状態からの両足ジャンプ!・・・がまだ出来ない。
など、身体面はカナリの運動音痴だが、生活に支障のないレベルまで成長/回復している。

●知能面
・言ったことは年齢相応に理解できている!と思う(チョット怪しい時もある・・;)。
・色の認識(色の違い)は出来ているが、色の名前までは分かっていない。
※色を聞くと、全て「あお~」と答える。
・数の認識(1~3くらいまで)は分かりかけている感じ。
・左右の認識は出来ていない。
※反対の認識は出来ている。
 「クツが反対よ」→ 左右を履き変える。
 「スプーンの手が反対よ」→ スプーンを持ち変える。
・モノがどこにあるか などの記憶力はある。
※神経衰弱は4個くらいなら出来る。
・聞き取れる言葉も増えてきたが、ほぼ喃語。
・パズルはできない(2~3ピースや簡単な型ハメは出来る)。
知能面だけ見ると、実年齢よりやや低いレベルか!?

●生活面
・チョットのお手伝いで、服 / パンツ / ズボン の着脱が出来る。
・ボタンはチャレンジこそするが、マダ出来ない。
・クツは自分で履ける、脱げる。
・うがい(グジュグジュぺッ)はうまく出来る。
・ペットボトル(ふた)の開け閉めが出来る。
・お風呂で自分の体を洗う(年齢相応に!)ことが出来る。
・イッチョ前にTVのリモコンの操作をする(電源ON OFF / 録画番組の検索)。
・リュックサックを1人で背負える。
・トイレはまだトレーニング中!
・スプーンはボチボチ使える、箸には興味ありあり!
・最近タオルや服などをたたむのがマイブーム!
などなど、生活面では出来ることが増えてきている。


言葉に関しては、とにかくもどかしい!
リンリンが一生懸命(喃語で)訴えるが、分からないことが多い。
※分かった時は、すごく嬉しそうにうなずいてくれる(^_-)-☆



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マスクウーマン!!!
※チョーナンのスイミングキャップです。怪しいプレイではありません。
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ダイアップのタイミング? [脳症後 経過]

先日、イーケプラの処方終了後、初めての発熱。
39.8度とかなりの高熱(>_<)
頓服を飲んでも38.8度と依然高熱。

これを機に発作(痙攣 / てんかん)を引き起こすのでは・・・と、チョー不安。
そんな時ダイアップが頭をよぎります。

ダイアップは掛かり付けの小児科と、リハビリ病院の両方から処方されています。
しかし、問題は投与するタイミング。


小児科の先生と薬局の薬剤師さんは、
「38.5度を超える発熱の場合、ダイアップ1回目を投与して下さい → そして2回目もきちんと投与して下さい。」
という説明(結構強く言われた)。
防げる痙攣ならできるだけ防ぎたい!脳へのダメージを最低限に! というのが小児科の先生の考え方。


一方、リハビリ病院の主治医は「痙攣が起きてから投与してください(→その後の痙攣を抑える)。」
発熱して痙攣を起こすのは、すでにその要因を持っている。
事前に止めるのではなく、痙攣をよく観察し形態を掴んだのち処置を考える。
あくまで「ダイアップはお守り程度に考えて」 というのがリハビリ病院の主治医の考え方。
ちなみに、リハビリ病院の主治医と同じことを、大学病院の先生も言われていた。
※リハビリ病院の主治医は小児神経の専門で、厚労省の委託により「重篤副作用疾患別対応マニュアル(小児の急性脳症)」などを作成した委員会のメンバー。

(注)あくまで、リンリンの状態を前提でのハナシです(脳症後の痙攣は今のところなし)。



う~ん、どっちも正しいような(?_?)
っていうか、同じ薬でこんなに処方(タイミング)に差があっていいの?
と、愚痴りたい気持ちを抑え、どちらかに決めなければならない。

う~ん、どっちも正しいような(?_?)
シロウトには良く分かんねェ(^-^;
と、投げやりな気持ちを抑え、後悔がないようにヨメと話し合った。



話し合った結果、ダイアップは『痙攣が起きてから』服用するようにしました。
色々考えたのですが、起きるか起こらないか分からない痙攣の為に、副作用のある不要な薬を飲ませたくなかった!というのが1番の理由でした。
モチロン、痙攣が起きた時(あまり考えない^^;)のリスクもありますが、それはその時で、よく観察して(出来れば動画を撮って)、リハビリ病院の主治医に相談したいと思います。


結局、熱は1日半で下がり、あっという間に平熱に。
そして、走るヮ遊ぶヮ(^^;)
何事もなく元気に回復しました(^_-)-☆





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兄妹3人!(保育園の夕涼み会にて)
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とうとうついに! [脳症後 経過]

とうとう と言うか、ついに と言うか。

「今回の処方で、薬を最後にしてみましょう。」
と主治医に言われ、最後の一包の日が、先日来たのだ。


大学病院を退院後、約1年半処方された テグレトール / イーケプラ。
※テグレトールとイーケプラは約1年、その後イーケプラのみを少しずつ減量して半年。


やっと! と言うか、大丈夫? と言うか。

定期的に脳波検査を実施して異常はなく、てんかんなどの発作も幸いになかった。
何度か発熱もあり、ヒヤヒヤすることも幾度かあったが、それでも特に異常はなかった。

でも、だからと言って今後も大丈夫!という保障はない。
でも、不要な薬ならば、いつかは止めるべきだ。


とっても複雑な想いで一杯なのですが、腹を括るしかない!・・・・・と思いつつ、ヤッパリチョット不安。
そんな感じでここ数日を過ごしています。



そして、薬がなくなってリンリンに変化が現れたようです。
保育園の先生方から「今日は良く喋ってますョ!」と言われたのだ。
それが「今日も」に変わり、数日が経過している。

たしかに、喃語には変わりはないけど、喃語の質(笑)とジェスチャーの質(?)が上がり、何とか相手に伝えようという想いが、今まで以上に大きくなったように感じます。


まっ、薬を止めたからかどうかは不明ですが、とにかく発語へのステップはリンリンなりにゆっくりとアップしているように思います。



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暑い日は かき氷 ョ[exclamation]
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1年間の成長 / 回復 記録 [脳症後 経過]

今年の1月で、リンリンが「痙攣重責型急性脳症」になって、1年が経過しました。
客観的に状態を把握するためと、脳症予後の情報提供にと、1年間の成長 / 回復 の経過記録をまとめてみました。
※脳症予後は個人差が大きくあるようです。
 あくまで参考程度に<(_ _)>

主治医より
「脳が受けたダメージの大きさや部位が、予後を大きく左右します。
脳が受け持つ各機能や、回復(神経回路の再構成 / 幼少期では脳自体の成長)などに個人差もあることから、予後を予測することは難しい。」



2014年 1月27日 ~ 2月25日
●痙攣重責型急性脳症と診断→入院
・入院前検査で、MRI の状態から「右半身はキビシイ」と言われる。
・入院前半、全身の動きが悪い「四肢麻痺も視野に」と言われる。
・入院後半、手は動き出すが、足の動きが悪い「歩くのは長い目で(1年前後)」と言われる。
・退院前の脳血流検査は、前頭葉を中心に悪い。
・知的な障害は、この時点で不明。

●リンリン入院前の状態
・生後8ヵ月頃から歩き始める。
・言葉は喃語が始まる頃。
・動作の模倣が少しずつ出来るようになっていた。
 出来ていたのは、ありがとう(おじぎをする)と、ごちそうさま(手をパッチン)。
発症時はリンリン1歳1ヵ月。

●リンリン退院時の状態
・首が座りかけ。
・両手は何とか動く(指先はブキッチョ)。
・腰から下がグニャグニャ。
・足は動くが、チカラがシッカリ入らない。
・当然歩けない。
・言葉は出ない。
・出来ていた動作の模倣も当然出来ない。
・理解力は・・・不明。
 ※全く分かっていない感じではない・・・というレベル。
・食事は全てペースト状だが、シッカリ食べれる。
・飲み物もストローで上手く飲める。
・てんかんの発作は今のところない。
・予防薬として、テグレトール/イーケプラを処方。
リンリン退院時1歳2ヵ月。
出来ていたことが、殆ど出来なくなっていた。

●退院後1ヵ月
回復のスピードが上がる。
・ハイハイはかなり上手になった。
・つかまり立ちは何とか出来る感じ。
・歩行器では、足をシッカリ使って蹴ることが出来る。
 (つかまり立ちが出来るようになって、歩行器を導入。)
・両手や体を支えて歩く練習は出来るが、独歩まではまだまだ。
・少しづつ喃語が出るようになった。
・興味があるものに、良く指差しをする。
・動作の模倣も少しづつ出来るようになっている。

●退院後2ヵ月
1人で立てるようになって、すぐに歩行器の使用を止めた。

・何とか歩けるようになった(ヨタヨタと)。
・歩行時、右足がどうしても内側に向く(バランスを崩す要因の1つ)。
・左手は器用に物をつまめる(人差し指と親指で)。
 ※右手はチョット難しそう。
・現時点で、言葉の理解は年齢相応にあるようだ。
・喃語はあるものの、明確な発語はなし。

出来る動作
・ハーイ(片手を上げる)。
・あっとぉ(ありがとう / おじぎをする)。
・いただきます / ごちそうさま(手をパッチン)。
・チョーダイ(手のひらを上にして差し出す)。
・シィ~(静かに / 人差し指を立てて口に当てる)。
・アッカンベ~(舌をベーと出す)。
・もしもし~(iPhone持って耳に当てる)。

●退院後3ヵ月~ は回復が緩やかになる。
※回復期から成長期への移行!?

●退院後6ヵ月
身体面
まだまだ不安定ながらも、それなりに成長 / 回復 してきた。
座る / 正座 / しゃがむ / 中腰 / 歩く / つま先立ち などの動作が出来る。
 ※走ることは出来ないが、チョットの小走りは出来る。
くつを脱ぐことが出来る。
 ※履こうとはするが、履くことは出来ない。
オムツやズボンは何とか脱げる。
 ※服やズボンは着ることはできない。

知能面
ボク達の言っていることは理解している感じ。
・〇〇を持って来て(おむつやエプロンなど)
・〇〇をポイポイして(ゴミ箱へ捨てる)
・おもちゃナイナイは(おもちゃの片づけ)
など、簡単なお手伝いは出来る。
言葉は喃語(宇宙語)。
※この頃チョット、ゴニョゴニョの数が増えてきた感じ。

●退院後1年
身体面
・歩く / 小走り は問題なく出来るようになった。
 ※モチロン普通の子と比べるとバランスは悪い。
・走ることは出来るが、すぐ転ぶ。
・手の動きは良く、指先に関しては、小さいモノもうまくつまめる。
身体面(全体的な体の動きを含む)は、生活に支障のないレベルまで成長 / 回復 していると思える。

知能面
・理解力は年齢相応(もしくは若干低いか?)にあると思える。
 ※大きいや小さい / 熱いや冷たい / きれいや汚い / モノの名前 など年齢相応の範囲で認識できている。 
 ※コミュニケーションも年齢相応に出来ている・・・、が、主張はほぼジェスチャー(クレーン現象も若干有)。
・空間認知は良く出来ている。
 ※場所 / モノの位置の把握(後ろにあるモノを、直接見ないで取ったり!)は出来ている。
・言語(発語)は、明らかに遅れていると感じる。
 ※発語はほぼ喃語。
 ※自発的な発語はほとんどない。
 ※「アーアー」での主張が多い。

精神面
・感情のコントロールは年齢相応と感じる。

※脳波は現時点で異常なし。
※てんかんなどの発作もこの時点でなし。


全体的に、実年齢よりやや低いレベル(発語の遅れが目立つ)か!?



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ままごと~[レストラン]



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発症後12ヵ月 [脳症後 経過]

2015年 1月
リンリン2歳1ヵ月。

1月1日
ヨメ実家で、ヨメ兄夫婦と新年会!
チョーナン&ヂナン、ヨメ兄にいっぱい遊んでもらいました。
ヨメ兄若いです!!!

1月2日
初詣へ。
リンリンは本当に ❝初❞詣 でした。
昨年は、体調を崩していて留守番だった。
「今年はみんなが健康でありますよ~に_(._.)_」

1月5・6・7日
冬休み家族旅行へ。

1月15日
STへ。
・あいさつ。
・ままごと遊び
「包丁で切る~鍋に入れる~皿に盛りつける~みんなで食べる 」の一連の動作をさせる。
・アンパンマンカードで「大きい」「小さい」の認識確認。
・ごっこ遊び
人形(パパ / ママ / リンリン に見立てた3体)で、電話やお風呂、メガネ、カバンなどのおもちゃの道具を使用させる。
例:パパがメガネを掛ける。
例:リンリンがお風呂に入る
などを問いかけ、人形を使ったごっこ遊びをさせる。(←言われたことの理解力と道具の認識。)

1月23日
PTへ。
・イスに座って足 / 足首マッサージ。
・おはじきをスプーンですくって、別の皿へ入れる練習。
・ブドウ(ゴムのおもちゃ)を、足の指でつまんでは離す。
足先 / 指先の感覚を磨くことで、バランス感覚も増していく。

1月26日
OTへ。
・スリッパを履いて散歩(歩く練習)。
・ジャングルジムやボールプールで遊ぶ。

1月27日
あの日から1年。

ヨメノートより。
「今日、脳症と診断された日。
この時間、痙攣起こしたな。
この時間、救急車乗ったな。
この時間、医大病院に行ったな。
この時間、よく泣いたな。
何でリンリンなの?っていっぱい思った日。
あれから1年かぁ・・・早いなぁ。

今では、
笑ってくれる。
歩いてくれる。
踊ってくれる。
「パパ」「ママ」って言ってくれる(喃語)。
手遊びもしてくれる。

まだまだバランス悪いけど、
発語も少ないけど、
いろんな事がリンリンなりにできるようになった。

入院時、右半身はキビシイ / 歩けないかも / 四肢麻痺が残るかも・・・なんて言われてたけど・・・、リンリンのキセキの回復力と成長に期待しよう!

1年前も家族全員で乗り越えたんだ!
これからも1年1年ゆっくり乗り越えるんだ!!!」



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IKEAで探索中~!
いろんなモノが気になるヮ[揺れるハート]

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発症後11ヵ月 [脳症後 経過]

2014年 12月
リンリン1歳12ヵ月。

12月1日
STへ。
・あいさつ
・アンパンマンおもちゃ(押す/ひねる/回す)
・ミッフィー パズル
見るチカラはかなりついてきている。
聞くチカラを養っていくよう促す。
舌の動きが悪いので、言葉(発音)が乏しい。

12月6日
兄ちゃん達の勉強をマネ?してリンリンもお勉強!
線引きプリントを3つ(ヨメと鉛筆を一緒に持って)!
※2歳~ が対象の線引きテキストを2冊購入!
ヨメが手を離すと、線があっちこっちへ(^^;
でも少しずつ頑張るョ!

12月9日
ままごとで、ハサミ(おもちゃ)を使って、自分の髪の毛を切っていた。
※昔からヨメがハサミを持つ練習をさせていたので、割と様になってる。

Jリーグ 2014 最優秀選手賞:ガンバ大阪 遠藤保仁選手!
プロ17年目で初受賞!!!
「サッカーは年齢じゃない!」とコメント。
何事もあきらめずに、長く続けることの大切さを、改めて痛感致しました。

12月15日
「出来た」「あった」が言える(ハッキリではなく、何となく聞き取れるくらい)。

12月16日
子育て支援センターへ。
帰る時の「体操しますョ~」で、他の子たちがいる所に1人で行って体操が出来る。
終わると、キャー って走ってヨメに抱きつきに来ます(^^♪

12月19日
定期診察へ。
・遺伝子の検査(急性脳症に関する)に協力してもらえないか?
ハッキリした原因が特定できていないのが現状らしい。
しかし、「脳症になり易い人」というのが、遺伝的(遺伝子)に関係があるのではないか?という調査・研究が進められているそうです。
難しいことは良く分かりませんが、原因が特定できれば予防に繋がる。
少しでも原因究明に協力できれば!と、検査を了承。
次回定期診察時、血液を採取後、東京大学へ送り、結果は分かり次第連絡するとの事。

12月26日
サンタさんが来た!
チョーナン:妖怪ウォッチ真打
ヂナン  :オレカンペキデバイス
リンリン :キネティックサンド&テーブルセット
サンタさん アリガト~!!!

12月27日
リンリン2歳の誕生日!

ヨメノートより。
「色々あった1年だったね!
でもリンリンなりに大きくなってるから、パパもママもチョーナン&ヂナンも、みんなで応援するョ♡」



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サンタさんのプレゼント~!砂遊び[手(チョキ)]
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